mablのテスト自動化プラットフォームは、ローコードでのテスト作成から、システムバグの発見と修正を容易にする詳細なテスト結果のレポーテイングまで、自動テストのライフサイクル全体を簡素化し、強化します。また、品質テストを協調的かつ継続的なプロセスにすることで、より豊かで包括的なデジタル体験を、より早く、自信を持って構築することを可能にします。本記事でご紹介する内容は、CSSアサーションとソフトアサーションです。
柔軟な実行オプションで自動テストの価値を高める
2023年に新たに追加されたソフトアサーションには、アサーションの失敗を管理するためのより詳細なオプションが導入されています。「Fail immediately(即座に失敗)」または「Continue on failure & mark warning(警告付きで失敗)」に加えて、mablでは、アサーションがいつ失敗したかに関係なくテスト実行を継続し、テスト完了後にアサーションの失敗を記録する「Fail at end of test(テスト終了時に失敗)」も選択することが可能です。失敗したアサーションを含むクラウドベースのテストでは、テスト結果のページに、失敗したステップの詳細なリストが表示され、簡単に確認をすることができます。
この新しいオプションにより、ソフトウェアテストの柔軟性が高まります。また、機能的および非機能的アサーションからより多くのデータを抽出できるようになるため、テストの価値を高めると同時に、開発サイクルの短縮に繋がります。
CSSアサーションがクロスブラウザテストを強化する
この新しい実行オプションは、アサーション機能の拡張を補完するものです。mablの顧客および無料トライアルにご登録された方は、エンドツーエンドのテストの一部として、CSS要素に対するアサーションを実行していただけます。
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLのウェブコンポーネント(色、フォント、ボーダーのようなレイアウト機能など)を編集するために使用されるスタイルシート言語です。CSSはルールセットの作成に使用できるため、一貫性のある美しいカスタマーエクスペリエンスを大規模に作成する場合に非常に役に立ちます。
mablにCSSアサーションが追加されたことで、HTMLとCSSの両方に対してアサーションを実行することが可能になり、アプリケーションのビジュアル面をより詳細に制御できるようになりました。これにより、クロスブラウザテストの一環として、ウェブサイトが適切なフォント、カラー、その他のスタイルをレンダリングしていることを検証し、最小限の労力でユーザーエクスペリエンスの重要な部分にわたって品質を向上させることができます。
CSSアサーションは、上記のソフトアサーションの新しいオプションと組み合わせることで、ブランドやアクセシビリティのような品質だけでなく、ユーザー満足度や企業の信頼に関わる重要な非機能的側面の検証に使用できます。
テストの価値を最大化するためのソフトウェアチーム
ソフトアサーションやCSSアサーションとアクセシビリティチェックの組み合わせは、mablのテスト自動化プラットフォームが、テスト自動化においてより多くの価値を提供する方法の1つです。mablは、テストをローコードプラットフォームに統合し、品質エンジニアリングの可能性を高めることで、企業がDevOpsを促進し、スケーラブルなテストを実現できるようサポートをします。
ソフトアサーションとCSSアサーションは、mablユーザーおよび無料トライアルユーザーへの一般公開を開始しています。mablワークスペースにログイン、または14日間の無料トライアルに登録して、テスト自動化戦略の強化を今すぐ始めましょう。