7年前、mablは、クラウドコンピューティング、AI、ローコードでソフトウェアテストを変革することをミッションに立ち上がりました。ウェブアプリケーションの機能テストからスタートし、製品の品質とカスタマーエクスペリエンスを向上させる強力な基盤を構築しました。現在では数百社にのぼるmablユーザーコミュニティから学びを得て、DevOpsとAIの時代にQAチームが成功するためのイノベーションに投資し続けました。そして今日、私たちのミッションの次の段階であるパフォーマンステストが登場したことを発表いたします。ローコード、AI、クラウドという同じ柱に基づいて構築されたmablのAPIとブラウザの負荷テスト機能は、すべての顧客と無料トライアルユーザーが一般的に利用できるようになりました。
これらの機能は、新しいパッケージングプランおよび料金オプションに含まれており、お客様のチームは、制限や追加コストを心配することなく、機能的品質と非機能的品質にまたがるソフトウェアテスト戦略を強化することができます。
mablのパフォーマンステストは、一般的に時間がかかり、スクリプト化され、メンテナンスの多いテストプロセスを、高度なスキルや知識を必要とすることなく、開発パイプラインの一部として組み込むことができます。チームは、新しいリリースのたびにパフォーマンスのリグレッションをテストしながら、デプロイの頻度を継続的に高めることが可能となります。
パフォーマンステストでより良いユーザーエクスペリエンスを構築する
mablのAPIとブラウザの負荷テストは、従来のテストツールとは全く異なります。最新のソフトウェア品質を実現する統合型プラットフォームに組み込まれたmablのパフォーマンステストは、ローコード、AI、クラウドの機能を活用することで、スクリプト形式のパフォーマンステストツールを上回る価値を提供し、これまでにない手軽さとスケール性の高さで品質の向上を実現します。
統合型プラットフォームでのパフォーマンステストとは;
- テスト作成が簡単にできる: mablのローコードUIを使用してAPI またはブラウザテストを作成し、同じテストを負荷テスト用に素早く再利用できます。チームは、機能的品質と非機能的品質にわたってテストカバレッジを簡単に拡張できます。
- 実用的なテスト結果とインサイト: 特定の API レスポンスタイムからコアウェブバイタル(Google が開発した、実際のユーザーエクスペリエンスを測定する一連のメトリクス)に至るまで、詳細なテスト結果によって、さまざまな問題を迅速に把握し、修正します。表示されるテスト結果レポートにより、全体的な視点からアプリケーションのパフォーマンスを把握し、ユーザーに影響が及ぶ前にパフォーマンスの低下を検出できます。
- AIを活用した自動修復機能: 製品の進化に合わせて、mablの自動修復機能は、UIテストのセレクターを自動的に更新します。これにより、テストのメンテナンス作業が大幅に削減され、より価値の高い作業に時間をかけることができます。
- CI/CDのためのクラウドベースのテスト実行:パフォーマンステストを継続するにあたり、テストを作成順や複数並列で実行できるだけでなく、CI/CDパイプライン上の最適なタイミングにスケジュールして実行することもできます。クラウドベースのテスト実行では、詳細なテスト結果をレポート上で確認でき、mablをSlack、Microsoft Teams、またはJiraと統合すると、その結果レポートが自動でチームに共有されるため、より迅速に不具合を発見し、解決に取り組むことができます。
これらの機能により、アプリケーションの検索順位を向上させ、より多くの消費者にリーチし、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することで、顧客離れを減らすと同時に、ソフトウェア開発チームの生産性を向上させることができます。ソフトウェアテストにおける作業や情報のサイロ化や、テストメンテナンスの遅延がなくなり、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。
統合型テスト自動化プラットフォームでソフトウェア品質を最新化する
mablは、テスト作成の効率化、テストメンテナンス作業の削減、そして実用的なテスト結果レポートなどのメリットを、あらゆる機能にわたって提供しております。ソフトウェア品質において、部分的にしかカバーされていないテストフレームワークの管理に悩んでいるという方も、mablのクラウドネイティブなテストの統合型プラットフォーム上で、テストカバレッジを簡単に拡大し、ユーザー観点で品質を見ることができるようになります。
mablは、開発パイプラインに継続的なテストを統合することで、不具合を早期に特定し、デバイス、Eメール、ブラウザを横断してカスタマージャーニー全体をカバーする、最新のソフトウェア品質の基盤です。パフォーマンステストやアクセシビリティテストの導入による移り変わる消費者ニーズへの対応、開発者とのコラボレーションによるテストの早期実施、ユーザーエクスペリエンスの検証のためのFirefox、Chrome、Safari (WebKit)、Microsoft Edgeでのクロスブラウザテストの強化を可能にします。mablの統合型プラットフォームは、開発ニーズと顧客ニーズを1つの使いやすいフレームワークで満たすためのソリューションを提供します。
また、柔軟性と効率性を追求した新しいパッケージングプランおよび料金オプションにより、これらのメリットがより活用しやすくなりました。mablは、UI、API、アクセシビリティ、パフォーマンステストを含む全ての機能を、一度の支払いでご利用いただけます。チームと企業は、特定のテストタイプに縛られることなく、ソフトウェアテスト戦略を拡張し、適応させることができます。
もちろん、mablはお客様のチームと協力し、品質向上のためのあらゆる段階での成功をお約束します。mabl University(日本語版:mabl大学)への無制限アクセスや、日本語と英語によるmablプレミアムライブサポートに加え、お客様ごとにカスタマイズしたオンボーディングと、継続的に機能のアップデートやノウハウを提供するカスタマーサクセスマネージャー(CSM)をご提供いたします。また、追加料金で専任のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)のサービスもご利用いただけます。 さらに、Friends of mabl Slackグループ(mablのお客様専用のグループアカウント)や毎年開催されるmabl Experienceカンファレンスの他企業様のmabl活用事例などを通じて、ソフトウェア品質のベストプラクティスについて、より知見を深めていくことが可能です。パートナーシップの初日から将来のテストに至るまで、サポートコミュニティ、当社チームからの専門知識とガイダンス、mablでQAスキルを構築するためのリソースをご利用いただけます。
ソフトウェア開発の新時代に向けてチームを強化する
今回の発表は、ソフトウェア品質に携わる皆さま、そしてmablのお客様にも大きな変化をもたらすものと言えます。東京海上日動システムズ様、Misumi様、NEC様をはじめとする、国内外多くのさまざまな規模の企業の皆様からのフィードバックにより、品質目標とビジネス目標の達成を支援するプラットフォームを構築することができました。mablの統合型プラットフォームは、DevOps、デジタルトランスフォーメーション(DX)、そしてAIの時代において、品質を成功に導き、構築するためのソリューションです。
14日間の無料トライアルで、mablの全機能をお試しいただけます。