みなさんこんにちは。mablのおだしょーです。

10月にmablにJoinして早3か月が経過するところです。まだまだフレッシュですね!

入社後に早速Atlassianさまのカンファレンスで登壇、12/1には自社カンファレンス(mabl experience'22)にも登壇させていただきました。スタートダッシュはとりあえず成功…?(と思いたい)

さて、せっかくこのような自社ブログに掲載ができる貴重な機会を頂戴したので、まずは簡単に自己紹介となぜmablに入社したのかについて本記事ではお話させていただきたいと思います。

キャリアは国内の商社系SIerからスタートしました。いわゆる受託開発を行う日本ではメジャーな業態のIT企業です。

そこで10年程インフラからアプリ開発まで幅広くシステム開発を経験し、その後MicrosoftにDeveloper Marketing roleでJoinすることになります。

急にMarketing話が出てきてビックリですよね。実はSIer時代の後半にひょんなことから月の半分を自由にして良い、その替わりに…わかるな…? というチャレンジングな制度に選抜され、それをきっかけにコミュニティ活動を始めました。

一介のエンジニアとして業務していた自分としては、それなりにプレッシャーも感じつつ自分の学びたい技術分野にDeep Diveできて幸せな瞬間も多くありました。グローバルカンファレンスに英語で登壇などもできました(なお英検は3級です)。

その後Microsoftでは数多あるコミュニティの支援や自社カンファレンスの運営、登壇などに続いていきますがMarketingなので、技術的な領域からは少し離れてしまいました。いかんせん製品が多いので1つ1つを丁寧に扱えない訳です。

一方で幅広い領域に貢献できる喜びも感じていました。しばらく頭を抱える日々を過ごします(大体4年くらい)。

私が行動する動機や仕事のチョイス、原体験はエンジニア時代に経験した「もっとこうなればいいのに」です。皆さんも日々感じていると思いますが、システム的な都合や制約、お客様都合や政治的な事情などで様々な不都合が出てきますよね。それをなるべく解消したい、エンジニアやデベロッパーがより良い環境で開発や構築ができる環境を作りたくて、1つの解としてコミュニティを支援しています。集合知による数々のベストプラクティスの共有、最高ですよね。

結局のところ、Deep Diveしたい自分を少し押さえる判断を下したのですが、どんどんエンジニアの気持ちがわからなくなるジレンマに陥ったところで転職を決意します。そこで候補に挙がったのがmablです。なぜmabl?そう思いますよね。

理由は簡単で、カルチャーを作るところから参画できること、テストフェーズは開発において本来無視してはならない重要な過程、だからです。正しいか否かは端に置き、システム開発において日本は米国などに比べ10年ほど遅れて流行がくるそうです。1人のコミュニティに貢献をしたいエンジニアリング出身の人間として、それをいかに縮めるか日本のシステム開発が少しでも早くより良くなるよう貢献できるかはチャレンジのし甲斐があります。

mabl社のお話をいただいた時に、大昔に自分でテストを作成して実際にテストを手動で途方もない量をこなしていたことを思い出しました。たしかにITとは名ばかりなアナログな作業を延々と繰り返していたなと。当時はスキルもない癖に「もっとこうなればいいのに」と自動化を夢見ていました。今、立場は変われどそのチャンスが目の前にあります。後に続く方々に私がある日に退屈しながらこなしていた仕事を経験をさせないためのプロダクトがもう目の前にあるんだと、とてもワクワクしました。

フォーカスを絞った製品を取り扱うことでどうやらTech Deep Diveも行えそうです。Product Marketing Managerは本来プレイヤーではなくコマンダーとして数字の責任を持つことや戦略を立てることがミッションですが、実際に私は皆さんに向けて簡易なデモをしたりカルチャーの重要性を説いたりしています。KPIを達成する方法として大変遠回りなので、決してMarketingの最善手ではないにも関わらず、ボストン本社や日本のメンバーは私の活動を賞賛してくれています。ようやく落ち着くポイントにすっぽりハマったわけです。

これからテストやQEの重要性をより深く理解し、当たり前により多くのシステム開発の場でアジャイルにテスト駆動開発が行われるカルチャーを作っていきます。1人では微力かもしれませんが同僚の皆さんやコミュニティの皆さま、お客様と協力していきたいです。まだまだ走り出したばかりですが是非一緒にやりましょう!会社という枠すら飛び越えて、私は楽しい開発の現場を共に作っていく仲間を常に探しています!

最後に、mablでは定期Webinarを開催しています。もしご興味があればご参加ください。https://mabl-japan.connpass.com/

また、まもなく日本のFriends of mablの皆さまが運営するmablers_jpコミュニティがスタートする予定です。Twitter (@mabljp, @odashoDotCom) などでもアナウンスいたしますので併せてフォロー&コミュニティへ参加してくださいね。