5月のmablコミュニティウェビナーでは、「テスト自動化ベストプラクティス!〜エムスリーにおけるテスト自動化の軌跡と今後のプラン〜」をテーマに、エムスリー株式会社(以下エムスリー)の城本由希さん、窪田純士さんにご登壇いただきました。
日本を代表する医療系サービス企業であるエムスリーのQAチームは、2021年から段階的にテスト自動化を進めてきました。 エムスリーがテスト自動化に取り組みはじめた背景や当時の課題、そしてどのようにテスト自動化のカバー範囲を高めていったのか、目指している今後のテスト自動化のあり方などについて以下の流れに沿ってお話頂きました。
- エムスリーが自動化に取り組み始めた経緯
- 自動化ツール導入前のエムスリーのQAチームの課題
- 自動化ツール導入のステップ
- 現在のテストツール運用方法
- 今後の展望
mablの導入前、エムスリーのQAチームでは「テスト実施、リグレッションに時間がかかっている」「自動テストの作成、メンテナンスが一部の知識のあるメンバーに集中してしまうため全体展開が進みづらい」という課題があり、テスト自動化ソリューションの導入を検討し始めました。
動画を公開いたしましたので、ぜひ全編をご覧ください。
ウェビナーの中で参加者さまから頂いた質問と回答を以下にいくつかご紹介いたします。
- 質問:mablの他に検討したツールはありますか?mablを選定した理由は何ですか?
- 回答:海外、国内ツールを含め様々なツールを検討した。選定理由は、プロキシの対応ができるかどうかが軸になっていた。その上で、価格や実行回数、サポート対応などを比較して選定した。
- 質問:mablを導入して自動テストのメンテナンスはどんなところが楽になりましたか?
- 回答:単純に触れる人数が増えたというところが大きいかと思う。Seleniumを使っていたときは、限られた実装の知識があるメンバーに対処してもらっていて、その人の時間がある程度空いた時に対応してもらっていたが、(mablは)ステップが記録されるという機能なので、QAチームの誰もが見れ、手が空いているメンバーが対応できるようになり対応のスピードが上がった。
イベントの最新情報は、Connpassから発信させていただいております。 Connpassのmablグループにぜひご登録ください。
次回のイベントでも、実際にmablを利用している企業の方をお招きして、実践的な活用方法についてお伺いしていきたいと思います。また次回のイベントでお会いできることを楽しみにしております!